ニコれびゅ

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東方Projectが何だかわからない人へ!できるだけ簡単に説明したい!【キャラクター紹介・人間編】

前回の続きです。

今回から東方プロジェクトのキャラクター紹介をするのだそうですよ!
どうも人間人外と色んな種族が登場するらしい東方プロジェクトですが今回は・・・。

今回は東方キャラ人間編の紹介じゃ!
キャラクターがあまりにもたくさんいる東方じゃが、とりあえずニコニコでよく登場するメジャーな人物のみを厳選したぞ!

しかし東方は原作ありきのコンテンツ。
ゆえに前のボーカロイド関連のキャラ紹介よりかは、ちょっとばかしネチっと説明するからの!

ネチっとですか~。
はーーーい。お手柔らかにお願いします。

東方projectの世界において人間とは?

ここでは東方世界の人間ってどういう存在なの?ということについて先生にご教授いただきます!
人間といえど不思議な力をもっている方でいっぱいっぽいですもんね…。

うむ!ではまず世界観について少し詳しく説明する必要がある!

人間の説明をするのに世界観?なんだか宣言どうり説明がネチっとなりそうな予感…。

だってその順番で説明するのが一番わかりやすいんじゃもん。
ごちゃごちゃ言わず、はじめるぞい。

はーい。

おほん。まずはこの図を見て欲しい。はるか昔の極東の国にある、とある山奥の地。
たくさんの妖怪が住んでいるその地は、いつからか幻想郷と呼ばれておったそうな。

図1

あーこれはまんま日本の長野県じゃないですか!
幻想郷って元は私たちの住んでいる世界と同じところだったんですか?

ちょっと違うけれど、とても似ている世界なのじゃそうじゃ。
国土の形まで同じかはたしか明言されてないんじゃが、まぁ多分同じ感じじゃろうとおもってこんな図にしといた。

おおざっぱですねー。

で、いまから500年ほど前、とあるえら~い妖怪が結界を張ったんじゃ。
その名も【幻と実体の境界】
これが一層目の結界じゃな。
【幻と実体の境界】とは他の土地から妖怪を幻想郷へ呼び込むという効果がある結界なのじゃ。

(いきなり情報量が多すぎて草)ちょっといくつか質問させて下さい。
まず、どうしてその偉い妖怪さんはそのマボロシー…とじったいの…の結界を張ったのですか?

うむ。人間が増えすぎてしまったことで妖怪の勢力がピンチになってしまったかららしい。

なるほどー。そして一層目の結界という事はつまり──。

そ。ニ層目もあるんじゃな。
二層目は明治時代につくられた。妖怪を保護するためにな。
二層目の結界の名は【博麗大結界】

はくれい─…。

図2

 

…ふたたび質問です!
妖怪さんたちの保護といいますけれど、一層目の結界でなんとかならなかったのでしょうか?
世界中から妖怪を呼び込めるってだけでも十分すぎるんじゃない?と感じるのですが…。

うむ。科学が発展したせいで妖怪を信じない人間が増えちゃったのが原因のようじゃな。
人に怖がられなくなった妖怪は力が弱まったり、最悪消えたりしてしまうのじゃ。
──だけどもこの【博麗大結界】があればどれだけ外の人間に存在を否定されても幻想郷の中の妖怪は消えることはない
むしろ忘れられた方が良いってなる結界なんじゃ。
詳しい説明は今回はしないがなっ。

そしてこの結界には外の世界との行き来をできなくしちゃうっていう効力もあるぞ!

なるほど。ムズイな…。

だけど今の説明でなんとなくわかりました!幻想郷というのはひとつめの結界で不思議なものが集まりふたつめの結界で日本(っぽい国)と隔離され、できあがった世界なんですね!

まぁそんな感じでオッケー。
ちょっとほかの異世界ファンタジーと比べて異質よな。
そんなわけで幻想郷は、主に一層目のの結界の影響で東の国のみならず、世界中の不思議な力をもったものなどが集まってくるわけじゃ!

それで巫女さんと魔法使いさんがごちゃまぜに…。…納得です!

うむ、では次はいよいよ本題の、キャラクター紹介といこうかの。

わ~いようやくだ~!

キャラクター紹介

──とその前に・・・。

実は東方projectはPC95時代の初期作品から、いちどおおいに設定が改変されているんじゃ。

あー。昔から続くゲームにあるあるですねー。そういえば時代的にWindowsができる前の作品なんですね。

今回は基本的に改変後の設定で説明するからの!

博麗霊夢(はくれい れいむ)

種族:人間
年齢:10代くらい
能力:空を飛ぶ程度の能力、博麗の巫女としての能力
●主人公。博麗神社の巫女をしている。

ばーん。まずは我らが主人公、博識霊夢じゃ!

わー♪どんどんパフパフ♪

彼女は博麗神社にある、第二の結界の管理者でもあるんじゃ。

はぁー。第二の結界ってのは、博麗神社にあるんですか。

結界自体は目に見えるモノではないがな。
博麗神社は外の世界からみたら無人の普通の神社に視え、幻想郷からみたら霊夢が管理する幻想郷の神社に視えるのじゃ。

なんか不思議ー。

じゃろ?霊夢…というか博麗の巫女は代々その結界を管理して、悪さをする妖怪をやっつけ、幻想郷に異変がおきればズバッと解決!するのが仕事なんじゃ。

めちゃくちゃ大変そう!ソンコがイメージしてた巫女と違う…。
そんな責務を全うする霊夢さんは、さぞかし立派なお人柄なんでしょうね。

それがそうでもなかったり。
案外いい性格をしてるんじゃよなぁ。

ゲーム内(異変解決中)は勇ましい彼女じゃが、普段はかなりのんびり屋で、どちらかというとグウタラなタイプらしい。
彼女じゃが、あと、努力は嫌いだし信じないという信念をもっている。

一気に神聖な巫女のイメージが崩れましたね。
でも努力嫌いでそこまでの活躍ができるってことは天才肌なんでしょうか。

かもな!そして彼女は妖怪退治も生業にしているにもかかわらず、妖怪に好かれる体質(?)で、博麗神社には人間より妖怪の方がたくさんくる位なのじゃそうじゃ。

人望…この場合妖望があついのですね。

うむ、さすが主人公じゃな。
ちなみに博麗神社は何を祀っているかについてじゃが、それは彼女もよくわかってないらしい!!
では次のキャラクターにいくぞ!

わぁい。なんか最後にやけに気になる設定をぶっこんできたけど、ソンコはツッコミませんよー!

霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)

種族:人間  
年齢:10代くらい
能力:魔法を使う程度の能力
●魔法の森で「霧雨魔法店」を経営している。

お次はドドン!順主人公的なキャラとも言える、霧雨魔理沙じゃ。

わぁい!ソンコ個人的にこの方のビジュアル、かなり好みです!

ザ、魔法使いといった感じで可愛らしいよな。
魔理沙は幻想郷の魔法の森に住む魔法使いじゃ。
自宅で霧雨魔法店という何でも屋を営んでいるらしいが、残念ながら全く繁盛していないようじゃな!

実は副業として泥棒稼業もやっているらしい。
彼女いわく「(自分が死ぬまで)借りていくだけだ」そうじゃが…。

普通に悪人じゃないですか!?霊夢さんといい、東方ってずいぶんキャラのクセが強い作風なのですね!

実際妖怪と人間の寿命は段違いじゃし、彼女としては嘘を言ってはいないんじゃろうが、ずいぶんな性格しとるよなー。

霊夢の仕事を横取りすることもあるらしいし、困ったもんじゃのー。

それで異変にかかわっていくわけですね…。

だけど彼女は案外努力家だったりして、真面目なところもあるんじゃぞ。

努力家。霊夢さんとは対照的ですね。

じゃな。そんなある意味対照的なふたりじゃが、関係は普通に良好で仲の良い友人のようじゃ。

ゆっくりでもふたりは仲良く登場していますもんね。
原作でも普段はそんな感じなのかな?

ゆっくりに関しては、二次創作の中でもそこまで原作になぞらってるかといえば、かなりビミョーだから、どうかなぁ?
じゃが、色々想像するのは楽しいよな!

東風谷早苗(こちや さなえ)

種族:人間
年齢:10代くらい
能力:奇跡を起こす程度の能力
モデルとなった人物:守矢早苗
●守矢神社の巫女をしている。

お次は彼女、東風谷早苗じゃ!
彼女は妖怪の山にある、守矢神社の巫女をしているんじゃ!

わぁ。第二の巫女さんですねー♡って能力すごっ

実は彼女は元々外の世界の住人じゃったんじゃ。
だけど外の世界では信仰を得られなくなり、困ったー!ということで、神社と神様ごと一緒に、幻想郷に引っ越してきたんじゃな。妖怪と一緒で、神様も人に信じてもらえなくなったら消えちゃうのさっ。

神社と神様ごとって、そんな無茶苦茶な…。
っていうか東方の世界って神様もいるんですか。ホントなんでもアリだなぁ。

ハハハ。
彼女は真面目で素直で基本的には普通の性格をしているが、やはり幻想郷の人たちからするとちょっとズレていると思われているとか。
まぁむしろ外の人間からしたら幻想郷の人間の方こそ、ズレているように感じるんじゃろうがなぁ…。

外の世界の常識とかまるで通用しないんでしょうね…。

そして早苗さんは、説明をみるに、どうもモデルとなった方がいるようですが…。

そそ。諏訪神社の神長官を務めた、守矢早苗(もりやさなえ)さんという方がモデルとなってるんじゃ。

東方projectは彼女のようにモデルや元ネタのあるキャラクターも多数存在するので、そういう場合も軽く説明するからの!

はーい!

十六夜咲夜(いざよい さくや)

種族:人間
年齢:10代くらい
能力:時間を操る程度の能力
●紅魔館(こうまかん)のメイド長をしている。

お次はこの人!十六夜咲夜じゃ!

わぁ!メイドさんですね!この人も能力すごい

紅魔館という館に勤めているのですね。
それってどういう館なんでしょう?

紅魔館というのは妖怪の山のふもとにある、真っ赤なお城なんじゃ。
彼女はそこでメイド長をやっているんじゃな。
主人は吸血鬼のレミリア・スカーレットという少女じゃ!

吸血鬼があるじの真っ赤なお城かぁ…。迫力ありそう…!
でもどうして咲夜さんは人間なのに、吸血鬼のメイドなんてやっているんでしょう?

それについてははっきりとは明らかにされていないんじゃ。
ただ、彼女もどうも幻想郷の生まれではないらしい。

──で、咲夜さんにいたってはその経緯についても謎に包まれている訳ですか…。

うむ。そんなミステリアスな彼女じゃが、意外と性格はド天然らしい。(二次創作だとそうでもないのもおおいが)
でもメイド長としての働きっぷりはそれはもう立派なのじゃ。

仕事はできるけれど天然メイドさん…。
あざとさすら感じるほどのステキ設定ですね…。

本居小鈴(もとおり こすず)

種族:人間
年齢:10代くらい
能力:あらゆる文字を読める程度の能力
モデルとなった人物:本居宣長(もとおり のりなが)
●人里にある鈴奈庵(すずなあん)という名の貸本屋を営んでいる。

彼女は東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.という漫画作品の主人公。原作ゲームというより書籍作品で活躍するキャラクターじゃ!
人里にある鈴奈庵という貸本屋で働いているんじゃな。

東方projectって漫画作品もあったんですかー!

そうなんじゃ。漫画だけでなく小説版もあるんじゃぞ!
もちろん二次創作じゃなくて、ちゃんと原作担当はZUN氏のね!

ほほーう。
んで、小鈴さんはゲームにあまり登場しないことや、プロフィールから察するに、戦闘能力は無いようですが…。

うむ!彼女はどんな国の言葉が使われた本でもスラスラ読めちゃう力をもってはいるが、戦いなどはできない。
ま、人間だからな!

ここにきて初めて人間らしい人間が出てきたような気がします…。

そして彼女のモデルとなった人物じゃが、江戸時代の本居宣長という人物じゃ。
古事記伝(すごく簡単にいうと古事記の研究書てきなモノ)などを書いた学者さんじゃな。

学者がモデルなだけあって、彼女の性格は好奇心旺盛。そのせいで危ない事にも首を突っ込んでしまうから、トラブルメーカーなところもある。

だけどそこまで強メンタルでもなく、怖ければ気絶することも普通にあるらしい。

まぁ普通の女の子なんでしょうね。
ソンコ的には一番共感できるキャラクターだなって思いました。

稗田阿求(ひえだの あきゅう)

種族:人間
年齢:(肉体年齢は)10代くらい
能力:一度見たものを忘れない程度の能力
モデルとなった人物:稗田阿礼(ひえだ の あれ)
●人里に住む。稗田家当主。

最後はこの人!稗田阿求じゃ!

一度見たものを忘れない程度の能力、つまりは瞬間記憶能力者ってことですか!
察するに、彼女も小鈴さんと同じ一般人枠ですね!

それがそうでもないんじゃよなー!確かにこのふたりは仲良しではあるんじゃが…。
…実は彼女が一番人間離れしているキャラクターかもしれん。

というのも…──

・・・なんと彼女は転生の術の使い手でもあるんじゃ。

な、なんだってー!!!!

 

 

…………すいません本当にどういうことだかよくわからないので、説明をお願いして良いですか?

も、もちろんじゃとも。

簡単にいうと数百年ごとに記憶を引き継いだ状態で(全ての記憶ではないが)生まれ変われる術のことじゃ!
稗田家は千年以上つづく名家なんじゃが、必ず稗田家の子供として産まれ変わるようにもなってるんじゃ。

うへ~。それは凄いウラヤマ…。
うまれた時から頭よくてしかも名家って決まっているなんて、チートじゃないですか。

そんなに良いモノでも無いようじゃぞ。
その術のために、地獄で閻魔さまのもと、数百年も働かなければならないし、
せっかく転生して現世に生まれても、寿命は30年ほどしかないのじゃ。

ゲ。思ったよりシビア!
それなら羨ましくないです!

というかむしろ何でそこまでして転生の術?とかいうのを使うのか不思議に思いました。ソンコ的にちっとも割に合わない…。

もちろん目的はちゃんとあってな。
阿求は【幻想郷縁起】という、稗田家に代々伝わる書物をつくりあげているのじゃ。

幻想郷縁起?

うむ、幻想郷の妖怪について記されていたり、危険地区が書いてあったり…。あと、英雄伝なんかもな。

史書みたいな感じですか?

ふむ、目的としては人間の生活の安全確保のためみたいじゃがな。

はぁ~、確かにそういう役割の人がひとりくらいいてくれたら、幻想郷の方々にとってありがたいでしょうねぇ。

でもそれで寿命が30年くらいで死んだら地獄で数百年仕事って…。
楽しみの時間があまりに少ないように感じます!

そうじゃな。でも彼女自身が決めたことなんだから、ワシは可哀そうとは思わんなぁ。

そして今の彼女は9回目の転生体で、最初は稗田阿礼(ひえだのあれい)という人物だったそうじゃ。

稲田阿礼…ってことはモデルとなった人物が転生前の人物でもあるってことですか?

これはヒエダノアレ。阿求の転生前はヒエダノアレイじゃ。
ビミョーに違うじゃろ?

あれと、あれい…。

あくまで阿礼はモデルで、古事記の制作に関わったむか~しの人物なんじゃ。古事記伝じゃないぞ。

…はーい。なんか阿求さんに関しては軽くお勉強してるような気分にさせられるほどの、むつかしい設定でしたね…。

 

まとめ

今回は東方projectの世界観について少し詳しくと、二次創作によく登場する人間キャラクターについてお送り致しました~。
知れば知るほど奥深くなっていく東方project
先生がいうにはまだまだ魅力的なキャラがたくさんいるそうで、ソンコとっても楽しみです!

ご覧いただきありがとうございました!
ではではソンコはデートに行ってきま~す♡